旧チューター講座・メンター講座・ハイブリッド講座は、セッション・コースに統合しました。
このコースの中心は、あなた自身の問いです。「何を学べばいいか分からない」「面白いと思ったことをどう掘ればいいか分からない」という段階から、問いを探し、立て、調べるところまで一緒に進めます。
セッションで起きること
セッション・コースは、数理論理学・理論計算機科学の個別指導です。映像通話(カメラと画面共有)で、次のことを行います。
問いを一緒に探します。
教科書を順に進めるだけでなく、あなたが引っかかったこと・面白いと思ったことを出発点に、それが数学のどんな問いになるかを一緒に言葉にします。問いが定まれば、既知の結果を調べる、自分で証明を試みる、反例を探す、と進めます。
書いている途中の詰まりを、その場で見てもらえます。
証明や答案は、完成してから見せるものだと思われがちです。このコースでは、書いている途中の画面を共有してもらいます。手が止まった箇所で、何に詰まっているのかを一緒に言語化します。完成した文章への添削では、この「途中」は見えません。
「わかったつもり」を検出してもらえます。
読んで頷けることと、自分で再構成できることは別です。セッションでは、学んだ内容についてその場で説明してもらう時間を取ります。答えに詰まった箇所が、次に埋めるべき場所です。生成AIはあなたの説明に付き合ってくれますが、詰まりを見逃さず、そこに責任を持つのは人間の仕事だと考えています。
予約があるから、前に進みます。
独学の教材はいつでも使えます。いつでも使えるものは、いつでも後回しにできます。月2回の決まった時間に顔を合わせることが、学習を前に進める外部の力になります。
あなたの記述の癖を覚えている相手に、見てもらえます。
提出物は毎回、過去の指摘の履歴と照らして読みます。同じ型の誤りが減っているか、新しい水準の誤りに進んでいるか。到達目標から逆算して、次の課題を設計し直します。文脈を保持しない相手には、この継続性がありません。
なぜ映像通話なのか
基礎的な質問への回答や解説の生成は、すでに生成AIで代替できます。私たちはそれを認めた上で、映像通話でしか成立しないことに指導を絞りました。
- 手元を共有したリアルタイムの共同証明
- 口頭での問いかけによる理解の検定
- 定期セッションという外部コミットメント
- 記述の癖の履歴に基づく継続的な添削
この4つは、完成したテキストへの応答しかできない道具では構造的に提供できません。
講義の実際を見る
指導の雰囲気は、公開している講義動画でご確認いただけます。
- エンジニアのための計算理論入門「決定不能性とは何か」 — 説明の組み立て方
- ラッセルのパラドックスとその回避法 — 有名な問題の正確な扱い方
- 論計舎 おすすめ教科書:数理論理学編 — 学習の設計の考え方
動画は説明の質の参考としてご覧ください。セッションそのものは上記のとおり双方向で進みます。
到達点は人それぞれです
新しい定理を得ることを求めません。既知の定理を自分の言葉で解釈し直す、理解したことを学部のレポートのような文章にまとめる、といったことにも達成感があります。希望する方には、自分の問いとそれとの格闘の記録を文章にまとめ、公開するところまで伴走します。
仕様と料金
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 形式 | 映像通話(カメラ+画面共有)90分 × 月2回 |
| 料金 | 月額 44,000円(税込) |
| 一括 | 4ヶ月 160,000円(税込) |
| 定員 | 3名 |
| 教材・課題 | 受講者の目標に合わせて個別に設計 |
定員を3名としているのは、記述の癖の履歴を講師が保持し続けられる人数だからです。
こんな方へ
- 気になったことを自分の問いとして考えてみたい方(問いを一から立てられなくて構いません。人類にとって既知か未知かも問いません)
- 趣味として数学を「研究」したいが、何から手をつければよいか分からない方
- 数理論理学・理論計算機科学、またはその周辺(高校数学・線形代数など)を題材にしたい方
- 証明を書く力を、独学の「わかったつもり」の外で検定されたい方
もちろん、体系的に学びたい学生・研究者の方、研究や形式化の進め方に継続的な伴走が欲しい方も歓迎します。
申込みの流れ
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