よくよむ会– 読みながら、考えながら、やりとりする場 –

よくよむ会

よくよむ会は、テキストをその場で読み、
一文ずつ立ち止まりながら考える読書会です。

発言や質問、途中の違和感を歓迎し、
議論が広がっても、必ず本文に戻ります。

理解を急ぐことよりも、
「自分はいま、どう読んでいるのか」を言葉にすることを大切にしています。

予習は不要です。
途中からの参加や、発言しない参加も構いません。

講義とは異なる距離感で、
思考を続けるための土台となる場です。

現在募集中のコース

現在、よくよむ会では以下の2コースを同時に募集しています。
一方のみの参加も、両方への参加も可能です。

『プログラミング言語の形式的意味論入門』をよくよむ会

G. ウィンスケル著『プログラミング言語の形式的意味論入門』を読むコースです。
原著英語版・日本語版のどちらでの参加も可能です。ご自身の読みやすい版をご用意ください。

本書では、プログラムの動作を数学的に定義するための形式的意味論を、
操作的意味論・表示的意味論・公理的意味論という三つの観点から学んでいきます。

よくよむ会では、定義を追い、例を確かめ、証明の流れをたどりながら、
テキストの構造を見失わずに丁寧に読み進めます。
一気に理解することを目指すというより、読める形で考え続けることを重視します。

形式的意味論、型理論、プログラミング言語論、証明や検証に関心のある方におすすめです。

『記号と再帰』をよくよむ会

田中久美子著『記号と再帰』を読むコースです。

この本は、ソシュールとパース以来の記号論の問題を、
プログラミング言語という形式的な記号体系を通して考え直していく本です。
再帰、不動点、スコープといった計算の概念を手がかりに、
記号、意味、人工言語、人間の言語活動をめぐる問いへと進んでいきます。

よくよむ会では、議論の前提や言葉の使い方をその都度確かめながら、
概念同士のつながりを丁寧にたどります。
読み進める中で立ち止まることそのものを、読むことの一部として扱います。

記号論、言語哲学、情報学と言語学の境界領域、
あるいは「記号とは何か」「意味とは何か」を形式的な観点から考えたい方におすすめです。

開催について

  • 上記2コースは同時に開催します。
  • 一方のみの参加も、両方への参加も可能です。
  • 月に4回程度の実施を予定しています。
  • 詳細な曜日・時間帯は、参加希望者の皆様にご都合を伺ったうえで決定します。

どちらの本も、一人で読むには骨が折れます。
だからこそ、その場で読み、立ち止まり、確かめながら進む場として、
よくよむ会という形式が向いていると考えています。

料金・定員について

各コースごとに、以下の通りです。

  • 定員は8名です。
  • 最低催行人数は4名です。
  • 先着4名は、開講記念価格として 月額 8,800円 でご参加いただけます。
  • 5人目以降は、通常価格 月額 11,000円 となります。

少人数で、発言や質問を交えながら丁寧に読むことを重視しているため、定員を設けています。
ご関心のある方は、お早めにお申し込みください。

お申し込みの流れ

  1. 下記フォームよりお申し込み、またはお問い合わせください。
  2. 参加を希望されるコース(ウィンスケル/田中/両方)をお知らせください。
  3. 開催曜日・時間帯について、参加希望者の皆様にご都合を伺います。
  4. 各コースが最低催行人数に達し次第、開講日程とお支払い方法をご案内いたします。
  5. お支払い確認後、ご参加確定となります。

※ 開講記念価格は、お申し込み順で適用いたします。
※ 定員に達し次第、募集を締め切ります。
※ 最低催行人数に満たない場合は、開講を見送ることがあります。その際は個別にご連絡いたします。

途中参加について

  • 各セッションの録画を残し、共有する予定です。
  • 途中参加・欠席者の方も、全ての録画をご覧になれるようにいたします。

今後のコースについて

よくよむ会では今後も、論理学・計算機科学・その周辺領域のテキストを、
その場で読み、立ち止まりながら考えるコースを順次ご案内していきます。

訳書だけでなく、邦訳ではない日本語文献を扱うコースも設置予定です。
日本語で書かれた論理学・計算機科学・関連分野の文献を、
原文そのものに即して丁寧に読む場も、今後設けていく予定です。

キャンセルポリシー

欠席時の返金は致しません。継続的な学びを促進するための措置ですので、ご了承ください。

お支払い方法

  • 基本的にクレジットカードでのサブスクリプションによるお支払いです。
  • 6, 12ヶ月単位でのご購入の場合のみ、銀行振込も対応可能です(下記フォームにご明記下さい)。
  • 初回のみ一回払いを受け付けております(下記フォームにご明記ください)。

お申し込み方法

    参加希望

    一人では読み切りにくい本を、
    その場で読み、立ち止まり、考えながら進む場として、よくよむ会をひらいています。

    形式的意味論に関心のある方も、
    記号や意味の問題に関心のある方も、
    ご一緒できれば幸いです。

    他の読書会の予定

    • Restall and Standefer, Logical Methods, The MIT Press, 2023
    • H. B. Enderton, A Mathematical Introduction to Logic, Elsevier, 2001
    • H. B. エンダートン著、嘉田 勝訳『論理学への数学的手引き』、2020(上掲書の邦訳です)
    • 邦訳ではない日本語文献を扱う読書会(詳細は後日告知予定)